キッズ中国語発音レッスンのポイント「楽しい」のが一番!

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わたしは、大人の初心者の方向けに中国語発音レッスンをしていますが、これまで、小学生のお子さんに向けて発音レッスンをしたこともあります。今回は、お子さま向け「キッズ中国語発音レッスン」で気を付けているポイントを紹介します。

お子さん向けの中国語レッスンを探している方。中国語体験レッスンを受けたけれど、どうかな?と思っている方。発音ってどうやって教わればいいの?と思っている方。

お子さま向けレッスンを展開している先生にレッスン内容をリクエストするときのポイントとして、ぜひご確認ください!

目次

お子さまへの中国語発音レッスン

大人向け発音レッスンでは、母音⇒声調⇒子音と基礎を固め、その後短文音読で仕上げます。パワーポイントスライドや口腔模型も使います。

お子さまへのレッスンも基本は同じですが、下記のような点に特に気を付けています。

興味があることが一番

お母さまやお父様、保護者のかたと相談し、お子さまがどのようなことに興味があるか聞き取ったうえでレッスンを組み立てます。興味があることに関係しないと、続かないからです。わたしのレッスンを続けていただなくても構わないのですが、中国語とは長く付き合っていただきたいと思っています。

発音の真似から練習する

幼少期・児童生徒さんたちの吸収は本当に驚くものがあります。「わたしの真似をしてください」と発音練習をすると、すっと素直に口を動かし、いい音を聞かせてくれることが多いです。

そこで、詳しい解説を省き、わたしの口の形を見ながら音を聞いていただき、すぐに真似する方法を取りました。

子どもたちにピンインの綴りを見せたり、「母音」「声調」の話を伝えても、あまりピンとこない様子がのことが多いです。そう言う場合は、声調記号だけ教えます。ピンインを習ったことのあるお子さん、アルファベットに抵抗がないお子さんはピンインから教えます。

細かい発音にはこだわらない

まずは中国語の発音を聞いて、自分でも音を出してもらうことを一番大切にしています。

「先生の発音と自分の発音がちょっと違う」とご本人が気が付いたときに、すかさず「その発音でも通じると思うけど、こうしたほうがもっと伝わりやすいよ」と口腔模型と鏡で解説し、練習しています。

親しみやすい単語から練習する

大人向けの中国語のテキストは、発音のあとはすぐに「我是日本人。」など基本文法から学習します。子ども向けには、興味を持たせることが一番だと考え、数字や食べ物の名前を発音するところから練習しています。

中国語の数字は、日本語の漢数字と書き方は同じで、読み方も似ているものもあります(例:三 Sān)。食べ物の名前など、楽しんで練習してもらえるように工夫しています。

できるだけ薄いテキストを使う

達成感を味わってもらうため、コンパクトな作りのテキストを使いました。やる気があるからと言って、分厚いテキストを用意してもやりきれないことが多いからです。

大人は効率が大切ですが、子どもは継続と興味が大切です。

先生とおしゃべりしたい!と思ってくださるような雰囲気を目指しています

保護者さまが前のめりの場合は?

「まずはお子さんに興味を持たせるには環境を作りましょう」
「お父さんお母さんが楽しみましょう」
さまざまな親子教室でよく聞かれるフレーズです。そこで、保護者の方がお子さまより前のめりなこともあります。

保護者の方(以下は簡単に親とします)が好きなことと、お子さまの興味については、大まかに分けて、下記4パターンがあると思います。

  1. 親が興味あり→子も興味を持つ
  2. 親が興味あり→子は興味なし
  3. 親が興味なし→子も興味を持つ
  4. 親が興味なし→子は興味なし

「1.親が興味あり→子も興味を持つ」と「4.親が興味なし→子は興味なし」の確率が高いことは、体感的にわかります。

とはいえ、「2.親が好きなこと→子は興味なし」「3.親が嫌いなこと→子も興味を持つ」に当てはまることだってあるのです。

わたしは外国語と日本語、つまり言語に興味がありますが、子どもたちは全く興味がないどころか、断固拒否でした。わたしが中国語や英語のレッスンをしていると、明らかに不機嫌で、ドアを乱暴に閉めたり、怒ったりしていたものです。

つまり、「3 .親が興味あり→子も興味なし」だったのですが、子どもが成長し、「1.親が興味あり→子も興味を持つ」に変化しました。

お子さまは、親だけでなく、子どもの友人、学校などの環境、世の中の情勢の影響を受けます。もしお子さんが外国語に興味を持っていない場合は、じっくり待っていただいても大丈夫なのではないかと思います!

我が家の子どもたちの語学に関する紆余曲折もブログにアップしています(外部ブログnoteです)よかったらご覧ください!

まとめ

お子さま向けレッスンを行っているお教室はたくさんありますし、さまざまなよい先生がいらっしゃいます。ぜひいろいろと見ていただければと思います。

わたしは、まだ子育ても中国語学習も最中。保護者の方と一緒にお子さまの変化を一緒に見させていただくことは喜びでもあります。レッスンのご提供を通じて、お子さまと保護者の方をサポートし、さらに自分も成長していることを願うばかりです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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