中国語はすべて漢字で書いてあります。では、素朴な疑問。中国語は漢字の読み仮名はどうやって書くのでしょうか?
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中国語は漢字の読み方をアルファベットと記号で書く
中国語は漢字の読みかたをアルファベットで書きます。このアルファベットをピンインと呼びます。そして、音の上がり下がり(声調)は、4つの声調記号で書きます。台湾では、アルファベットではなく、注音符号という特別な文字と、声調記号で書きます。
日本語話者の場合、小学校1年生でひらがなを習い、その後、カタカナ、漢字と進んでいきます。中国語話者のお子さんは、アルファベット(または注音符号)と、漢字を習う必要があるわけですね。習い方のステップは日本語も中国語も似ているように思います!
中国語話者がどの漢字を書いていいか忘れたら!?
中国語話者が漢字を忘れてしまったらどうしたらいいのでしょうか?友人に聞いてみたところ、こんな風に対応しているようです。
- ピンインを書く
- 違う漢字で同じ音の漢字を書いておき、後で直す
面白いですね!
まとめ
わたしは、中国語を学び始めて漢字を丁寧に書くようになりました。音読みや訓読みにも興味が出てきましたし、漢字を書きながら、日本語と中国語の漢字の形が違うのを見ると、なんだか歴史のつながりと変化を感じます。
中国語の歴史については、下記ウェブサイトが非常に丁寧かつ分かりやすくまとめてくださっています。よかったらご覧ください。
第1回 簡体字ができるまで | ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く | 橋本陽介 | 連載 | 考える人 …
日本にとって、歴史的にもっとも縁の深い外国語である中国語。それは、文字や語彙など日本語と多くの共通点もありながら、発音や文法などの異なる面も持つ「近くて遠い言語…
わたしたち日本人はアルファベットを中学校で英語で習っています。英語のアルファベットの発音と、中国語のピンインの音は少々違いますが、それでも新しい記号を覚えなくていいのは助かりますね。
日本人は意外とこれまでの経験や日本語の国語学習を通じて、中国語の基礎があります。ぜひ自信をもっていただけたらと思います!