中国語の発音の5つのチェックポイント「子音+母音」

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「母音」だけだとうまく発音できるのに、「子音+母音」となると急にできなくなる、というお悩みについてお答えいたします。わたしのレッスンでは「母音」を練習し、次の回から「声調」「子音」に入っていきます。このため、悩みが寄せられる、というのはステップアップの証拠。まずは自信をもっていただけたらと思います。
とはいえ、「母音」だけで発音される単語は少ないですから、「子音」+「母音」になっても、さくっと発音したいですよね。そこで、解決につながる5つのチェックポイントを紹介します。

目次

チェックポイント

解決法1「母音」の口の形をチェック

ご本人は「母音」だと発音できている、と思っていても、意外と「母音」の音が崩れていることがあります。前後の音に引っ張られたり、声調が気になったり、スピードを上げすぎている場合があるので、まずは「母音」の音が出せているかチェックします。

解決法2「子音」の出し方をチェック

発音をきっちり学ばなかった方、日本語や別の言語の音で代用してしまっている方は、「子音」の舌の位置や動かし方がずれていることがあります。このため、「子音」の出し方をチェックします。

解決法3「母音」の口の構えをしてから発音する

子音の口の形がある、と思っている方が多いのですが、口の形が影響するのは母音です。子音は舌や唇の使い方で音が変わります。
このため、「母音」の口の構えをしてから、「子音」を発音し、「母音」の口の構えに戻ります。この動きをゆっくり、練習します。決して速くしてはいけません!!!

解決法4「ピンイン」の知識をチェック

HSK4級以上、中国語検定2級以上など、中上級者でも、意外にピンインの知識が抜け落ちているときがあります。例えば、xu、xiu、shu、siの音の違いが判りますか?というと「???」となることもあります。そこで、ピンインの知識をチェックします。

解決法5「音の構造」の知識をチェック

中国語の発音は、子音+母音+声調という3つの部分に分かれます。
子音+母音という構造は日本語と似ていますが、少し違う点があります。

子音にかける時間は、日本語より長いです。
子音と母音は独立していて、混ざることがありません。
声調は音階ではありません。
リエゾンは基本的にしません。
波のリズムではなく、等間隔のリズムです。

そもそもの音の出し方を学ぶと、意外にするっと紐解けるときがあります。

 まとめ

多くの方は、舌の5つのポイントを順にチェックしていくと、「子音+母音」が「母音」だけと同じように発音できるようになります。ぜひ試してみてくださいね!

解決法1「母音」の口の形をチェック
解決法2「子音」の出し方をチェック
解決法3「母音」の口の構えをしてから発音する
解決法4「ピンイン」の知識をチェック
解決法5「音の構造」の知識をチェック

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