中国語、日本語、英語の発音を比較!言語の特徴をつかんで効率よく学ぼう

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中国語の発音を学んだら、英語の発音も良くなった!英語の発音を学んでたから、中国語の発音は早かった!という記事をインターネット上で見ることがあります。わたしもそんなことを期待した時期もありましたが、今は、ちょっと違う見方をしています。

目次

中国語と日本語・英語の比較

言語によって「ここからここまでがこの音」という範囲は異なります。日本語の「あ」と書かれている発音でも、英語では何種類もありますよね。重なっている部分とずれている部分が生じるのです。
ここでは中国語のanとangの違いを例に詳しくとって説明します。

中国語と日本語の比較

中国語のanとangの違いは、「案内」と「案外」の「ん」の音の違いですよ、という説明はよく聞くと思います。
たしかにnとngの音の違いは、この違いに似ているのですが、厳密に言うと、日本語の「あ」と中国語の「a」は口の開きと舌の位置が少し違います。

中国語と英語の比較

中国語のanとangの違いを中国語ネーティブのかたに質問したところ、わたしが英語を学んでいることを知って、anのaは英語の[æ](appleのaの発音)と似ている、と説明してくれたことがあります。

たしかに、中国語のanとangの発音で、どちらが[æ](appleのaの発音)に近いか、というと、
anなのですが、そもそも中国語のanのaと、英語の[æ]の音は舌の盛り上がり方が違います。

言語によってリズムが異なる

中国語、日本語、英語ではリズムが異なります。

中国語は一音と一音の音の長さが同じ、いわば規則正しいリズム。一つの音の中に声調という高低が表され、音の幅と厚みを感じさせます。
日本語はいわばマーチのような、トトトトという規則正しいリズム。音と音との並び方の間に高低差があり、フレーズごとに山のようなまとまりを感じさせます。

英語はジャズやサンバのようなスウィング的な波のようなリズムです。上から波を描いて下がってくるようなうねりを感じさせます。

それぞれの言語で独特の音のリズムを持っているのです。これを混ぜてしまうと、おかしな感じになってしまいます。もし他の言語のリズムを混ぜた日本語をお聞きになりたければ、ぜひレッスンでお申し付けください!

日本語と英語でもずいぶん違う

そうはいっても通じればいいのでは?

ここまで読んでいて、「厳しすぎる!」「どうせどっちでも通じるでしょ」と思った方も思われるでしょう。

すぐに中国語を話さないといけないサバイバルのためなら上に挙げたような教え方もありかもしれません。確かにネーティブ話者なら、状況や他の単語から類推して、少々ずれた発音でも聞き取ってもらえるでしょう。母語の影響を強く受けた発音でも、個性と言われればそうかもしれません。

しかし、コミュニケーションに支障をきたすようでは問題です。それに、リスニングはごまかせません。わたしたち学習者は相手の発音を聞き取って反応しなければなりません。

例えば、中国語のü(yu)の音を日本語の「ゆ」で代用している日本人学習者の方をお見掛けしたことがあります。せっかく中国語を学んでいるのにü(yu)の音のせいで、なんだか不自然に聞こえてしまってはそんなのです。

言語の音声の特徴をつかもう

言語によって、発音は違います。自分は似ていると思った音でも、口の形も舌の位置も違うこともあります。
日本語を代用できればありがたいけれど、ここは腹をくくって、新しい発音という種をまき、育てるつもりで、イチから学ばれるのが一番近道だと思います。

しかし、真剣に、一歩一歩学習を進めていくと「おっ!!!」という発見が必ずあります。これまでわたしが中国語と日本語、中国語と英語で感じてきた点はたくさんあります。これから、音の違いも少しずつ解説していきますのでお楽しみに!

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