【失敗談】中国語初心者のシャドーイング。「音読」が一番!

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「音読」とは、本文を見ながら声に出す練習です。一方、「シャドーイング」とは、外国語の発音をリスニングし、後を追いかけるよう口に出して同じように発音するトレーニングです。リスニング能力が上がる、自然な発音のリズムが身につく、アウトプット能力が上がるなんて絶賛する英語学習サイトも多いです。

しかし、わたしは中国語を勉強するときに、初心者のうちにシャドーイングに取り組み、結果的に失敗しました。もちろん、中には「シャドーイング」で上達されたかたもいらっしゃると思います。でも、わたしと同じように遠回りされるかたがいらっしゃたら残念です。

このため、中国語初心者のかたにはピンインをしっかり見ながら音読することをおすすめします。その理由は3つあります。

目次

スピードについていけないことがある

中国語の音声を聞いた時、「早っ!?」と思ったことはありませんか?
早いと感じる理由は、音に付いていけないこと、意味が取れないこと、両方が関係しています。

シャドーイングは外国語の発音をリスニングし、後を追いかけるよう口に出して同じように発音するわけですから、聞いたそばから口から音を出す必要があります。しかし、初心者のうちは、聞いた音が何なのか、あまりよくわからないことがあるかもしれません。モデル音声はたいてい自然なスピードで読まれていますので、残念ながら、初心者のうちは音も意味も、両方ついていけないことがほとんどです。


音を真似するはずが、聴くだけで精いっぱいで、発音することまで気が回らず終わってしまう可能性すらあります。一生懸命練習しているはずが、遠回りしていることもあるのです。

間違ったくせがつくかもしれない

せっかく中国語の発音の口の形や舌の位置を学んでも、シャドーイングのトレーニングをしてしまうと、つい、音声についていくので必死になります。結果、日本語の音で代用してしまいかねません。シャドーイングで発音している音を、録音して聞き直すとぼろぼろだったりします。そのままずっと続けていくと、間違ったくせが固定化してしまう可能性すらあります。

わたしは、初心者のうちからシャドーイングを取り組んだせいで、「就」など、そっと中国語らしさを足すような単語を抜かす癖がついてしまいました。

中国語はリズムより声調が大切

英語のサイトでは、シャドーイングで自然なリズムが身につけられるとよく書かれています。確かに、その通りかもしれません。ところが、中国語は基本的に一音一拍のリズムで、英語より日本語に近いリズムです。また、リズムより、一音一音の声調がきちんとしていないと、通じる中国語ではなくなってしまいます。


声調の大切さは下記記事にも書いていますので、ぜひご覧ください。

(体験談)シャドーイングを止めてよかったこと

わたしは、発音をよくしたいと思って、シャドーイングを止めました。さまざまな効果がありましたが、このうち、最も大きく感じられた効果を3つ挙げます。

音声をじっくり聞くようになった

それまでは「なんとなくわかった気になって」シャドーイングを進めていましたが、シャドーイングをしないと決めたおかげで、最初から最後まで音声をじっくり聞くようになりました。

ピンインを確認するようになった

シャドーイングをしていたときは、感覚に頼っていました。このため、「三声+三声」が「二声+三声」に変調して発音されているとき、変調した漢字が本当は二声なのか、三声なのか、しっかり確認していませんでした。

シャドーイングしないと決めた後は、自分のペースで読むことができます。

シャドーイングのよさを再確認できた

逆説的なのですが、シャドーイングを止めたおかげで、シャドーイングのよさを再確認できました。自分の頭の中にない単語や言い回しに声にすっと出てこず、スピードが遅れていきます。そしてシャドーイングできなくなります。

「シャドーイングできない=自分に足りないところがある」とはっきり自分で再確認できました。

遠回りしない音読トレーニング

初心者のころは音読は堂々とピンインを確認しましょう。そして、安心できる先生に聞いてもらい、フィードバックしてもらいましょう。音読は目で見て、口で音を出し、耳で聴く、と体や脳を使います。音読を繰り返し、暗唱した文章は血肉となってあなたの中国語能力を支えてくれます。

もし、音読に飽きてしまうようだったら、暗唱にチャレンジしてもよいでしょう。50回以上読むと、音が体に染み込んできますので、暗唱も楽だと思います。

音読の具体的な方法については下記記事で紹介しています。

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