語学学習は継続が一番と重々わかっていても、後回しになってしまうことがあると思います。
忙しい
モチベーションが上がらない
お金が気になる
はい、これらは、わたしがかつて英語学習を中断した理由です。「スパルタ」「根性」「コーチング」「まとまったお金」に頼るという考え方もありますが、そのような手段を利用できる方はそこまで多くないと思っています。そこで、「習慣化」などといったテクニックではなく、語学学習が続けられなくなったときに振り返るとよいポイントを挙げました。
なお、わたしは根性論で英語学習をしたあげく、英語コンプレックスとなりました(今は克服しています)。詳細は下記記事からどうぞ。
続けられなくなった原因を掘り下げてみよう
忙しい
分刻みのスケジュールや、自分自身ではコントロールできない事柄に追われることって誰にでもあると思います。わたしもしょっちゅうです。「忙しいから」というのは、最もらしい言い訳ですが、果たして、本当に「忙しい」ことが原因か振り返ってもいいかもしれません。
人間、誰でも楽しいことは忙しくても行うことができると思います。
「忙しい」と言いたくなるときに、語学学習が楽しくないのかもしれない、本当は自分にとって優先度が低いのかもしれない、と振り返ることも大切だと思います。
モチベーションが上がらない
語学学習は楽しいこともつらいこともあります。なかなか自分で成長を感じられないと、むなしく感じることもあるかもしれません。
大人になってから新しいことを学ぼうと思うと、それなりに強い動機も必要です。「昇進に必要」「海外で生活」「上司が外国人」など、切羽詰まった状況にならないと、なかなかモチベーションも上がらないものです。
また、資格試験を目標にしてもいいですが、試験に終わってしまうとそれで終わってしまい、モチベーションが切れてしまうこともあります。
モチベーションが上がらないときは、何が自分の気持ちの妨げになっているのか、振り返る必要があります。
お金が気になる
残酷なことを言うようですが、語学はかなりコスパ(コストパフォーマンス)やタイパ(タイムパフォーマンス)が低いです。一朝一夕には身に付きませんし、復習も必要。真剣に学ぼうと思ったらそれなりの費用をかけなければなりませんし、先生も選ぶ必要があります。
英語業界では「英語ができるようになったら、夢が実現できました!」といったようなキャッチフレーズが踊っていますが、実はそのような方は英語以外にもかなりの努力をしているものです。
この値段かあ…と思ってしまったら、続けられなくなることもあるかもしれません。
続けるためにはどうすればいいか?
ありのままの自分を認める
忙しい、モチベーションが上がらない、お金が気になる、続けられない原因を全部まるごと認めましょう。今の自分は、続けられないのです。自分を否定するのをやめましょう。
今、ここの自分を認めることからがスタートです。検定試験が嫌いでも大丈夫。先生が苦手でも大丈夫。そもそも外国語が嫌いでも大丈夫。自分を丸ごと受け入れましょう。
楽しいことを見つけよう
語学以外でも、ちょっとした空き時間にやってしまうことってありませんか?スマホでも動画でも、ドラマでもSNSでも大丈夫。自分がやっていて楽しいと感じることを見つけましょう。わたしは、文章を書くことと、人に自分がいいと思った情報を共有することが好きでした。英作文が10年以上続き、全国通訳案内士(英語)を取得できのは、自分の楽しいことにつながっているように思います。
仲間と頑張れる方は、仲間を探してみましょう。仲間さがしにおすすめな中国語SNSはTwitterとみんちゃれです。
中国語関連の発信者は個性的かつ人格者が多いのが特徴。日中ダジャレを連発しているかた、勉学猛者(もさ)のかた、など見ているだけでも楽しいです。つかず離れずの絶妙の距離感を保っておられます。ときどき、オラオラ努力しろ系、激しいツイートをされる方もいらっしゃいますが、そっとミュートすれば安心感を保てます。
みんチャレ
中国語の先生仲間の多くが使われているみんチャレ。何年も続けておられる方もいらっしゃいます。
自分の思考のクセを見つけよう
今でこそ、価値があると思ったものにはポンっとお金を出せるようになりましたが、もともとはケチな性格なわたし。恥ずかしながら、安くていいものが好きですし、損したくないという気持ちが強い、ちっぽけな人間です。
払ったレッスン代やテキスト代は損しないように、と考えるようにしました。
あなたはどんな考え方のクセがありますか?お金?仲間?ごほうびが必要ですか?
まとめ
語学学習が続かないのはあなたが悪いわけではありません。今、そういう状態にあるだけなのです。
きっかけ次第でいつだって人は変われます。
中国語学習を始めたときの「ワクワク感」をぜひ大切にしてください。何かを犠牲にする必要はありません。
まずは中国語の発音を楽しめたらOK!そして、いっしょに未来に進んでいきましょう!