【入門・初心者】中国語の漢字の読み方をカタカナで書く方法

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中国語の学習者の方はカタカナではなく、ピンインで発音を学んでいただくのが習得の近道です。とはいえ、どうしても中国語の音をカタカナ書きしたいときはあります。そんなときに頼れるガイドラインをご紹介します。

目次

カタカナ書きが必要な時

そもそもいったいどんな時にカタカナ書きが必要になるでしょうか?

中国語の発音を、中国語が分からない方に伝えるとき

まったく中国語の発音のことを学んだことがなく当面学ぶ必要はないかたに、中国語の発音を説明するときはカタカナが便利です。ご本人が希望される場合は別ですが、そうでなければ、いちいちピンインのルールをお伝えする必要がないことが多いと思います。

固有名詞の英語表記

人名地名、固有名詞はカタカナ書きが必要になることがあります。でも、各自が好き勝手に、自分が聞こえたようにカタカナのフリガナを当てていたら、人によって表記がぶれていきます。そうすると、表記のぶれにより、同じ人なのか、同じ場所なのかわからなくなることだってあるかもしれません。

中国語の固有名詞を英語で書くときはピンインが使えますが、日本語で書きたい場合、カタカナが便利です。

カタカナ書きのガイドライン

専門的な根拠のある、信頼できる中国語音節表記ガイドラインをご紹介します。メディア向けと、語学教育向け、二つのガイドラインがあります。メディア向けは日本語でよくみられるカタカナを使用しており、語学教育向けのガイドラインは、できるだけピンインのアルファベットの違いを表現できるように工夫されています。

このページは専門家たちの見解や、過去の文部科学省の見解、このカタカナ表記が求められた経緯などが掲載されていて興味深いです。ぜひ目を通していただきたいです!

※免責事項
このガイドラインは最も中立的で無難な表記をしたいときの「参考資料」として使用されることを念頭に置いています。このサイトの表記についてはご自身の判断のもとお使いいただくようお願いいたします。

まとめ

中国語の漢字のカタカナ書きについては賛否両論あります。また、漢字の読み方はバリエーションがあり、中国語の共通語ののほか方言もありますし、日本語にも訓読みと音読みがあります。すぐに統一できるようなものではありません。

だから、カタカナ書きを敵視するのではなく、必要に応じてガイドラインを参照しながらうまく付き合っていただけることを祈ります。

中国語学習者の方は、いつかはピンインを覚える必要が出てきます。よかったら、ぜひ最初からピンインと中国語の音を覚えてもらいたいと思っています。実際に、ピンインとカタカナで混乱し、どちらを優先してよいか悩んでしまったかたがいらっしゃっるのです。詳細は以下記事に書いています。

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