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認知症サポーター養成講座を初開催|結果とレポート【さいたま市・原産業株式会社】

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2026年6月27日、認知症サポーター養成講座を初開催しました。

台風予報の中、事前申し込み5名に加え、前日・当日の飛び込み3名を含む7名が参加してくださいました。中にはお子様連れのご夫婦も。会場で直接申し込んでくださった方もいらっしゃいました。

この記事では、会場をお貸しくださった原産業株式会社と参加者の方々に感謝の気持ちを込め、当日の様子とアンケート結果をご報告します。

この記事でわかること
初開催した認知症サポーター養成講座の当日の様子
参加者の気づき・学び・リアルな声
認知症サポーターのステップアップ方法

※この記事は前編の続きです。

ほっと落ち着く原産業株式会社
目次

講座の概要

認知症サポーター養成講座の概要です。5月、開催に至るまでのお話はこちらをご覧ください。

日時2026年6月27日(土)10:00〜11:30
会場原産業株式会社 本社2階和室(さいたま市中央区)
参加者7名
参加者の年代30代〜60代
参加者の居住区中央区4名・南区2名・緑区1名
主催まごころサポート原産業与野本町店
認知症キャラバン・メイト 浅野永子
さまざまな場所にお配りしたチラシ。配架へのご協力ありがとうございました。

講座の内容

標準テキストとスライドに沿いながら、認知症の基礎知識から相談先・支援制度、認知症サポーターにできることまでをお伝えしました。

1.わがこととして考えてみよう
2.認知症を理解する
3.認知症とともに(本人・家族の思い)
4.相談先 ・ 頼りになるところ
5.生活を支える制度 

当日使用したスライドとテキスト

ロールプレイで会場が一体に

講座の中盤では、認知症のおばあさんと、認知症への理解が不十分な娘が会話する場面をロールプレイで体験しました。標準テキストの文例をもとに、参加者と私でロールプレイをし、他の参加者はロールプレイを見ながらどのような対応がよいのか考えてもらうスタイルです。

おばあさん役を引き受けてくださった参加者の方の熱演が見事で、感情が揺れ動くおばあさんの様子がリアルに再現され、会場全体で認知症の方の内側を想像できる時間になりました。参加者同士の自由な発言の中で、自然と交流も生まれていきました。

ここで介護サービス従事者の参加者の方から、こんな言葉が出ました。

「身内だからこそ、うまくいかないんですよね」

他人には冷静に対応できても、家族相手になると感情が先に出てしまう。認知症介護の難しさの本質を、参加者同士の対話の中でつかんでいただけた場面でした。

終始和やかなムード

日常の場面から考える:お金と認知症

講座ビデオで取り上げられている日常の身近な場面。コンビニで1000円以下の買い物をした高齢の方が、財布の中にある小銭での支払いが難しく、1万円札で支払う場面が紹介されていました。

小銭を出すのは頭と時間を使うもの

この場面をきっかけに、シニア生活サポートの現場経験者からこんな話が飛び出しました。

「高齢者のお宅には、貯まったおつりが瓶に入って保管されていることが多いんです。小銭を換金したら数万円になることもあります」

さらに、日本で急速に普及している無人レジの話も取り上げました。PayPay・交通系IC・クレジットカード・QRコードなど、キャッシュレス決済は種類が多く、それぞれ操作方法が異なります。若い人でも戸惑うことがありますが、認知症の方にとっても生活で困ってしまう可能性があります。

一方、こうした状況に向き合う動きが全国で生まれています。「カインズでは「ゆっくりレジ」を全国展開し、グッドデザイン賞2023を受賞。2026年には長野県長野市のスーパー「TOMATO食品館」が、セルフレジが広がる中あえて有人の「ゆっくりレジ」を新設しています。

タイパ・コスパが重視される時代の中で、立ち止まって考えさせられる取り組みです。認知症フレンドリーな社会は、高齢者だけでなく、子連れの方や障害のある方など、すべての人が暮らしやすい社会につながっています。

「キャッシュレスは便利だけど、人がいないと困る場面がある」

テキストの内容と参加者の日常の場面がつながった瞬間でした。

講義と自身の体験が結びついていく

📎 参考:
カインズ「ゆっくりレジ」(カインズ公式サイト)
長野市TOMATO食品館「ゆっくりレジ」(NBS長野放送、2026年1月6日)

アンケート結果

講座終了後、全員にアンケートにご協力いただきました。その一部を紹介します。

参加者の感想(一部抜粋)

「認知症の方へのサポートの仕方や関わり方がよくわかった」

(50代・女性)

「認知症サポート活動について全く知らなかった。カフェやサロンなどを開催していることを知り、興味がわいた。参加してみたい」

(60代・女性)

「自分の親や自分自身も認知症になりうることを認識した。これから理解を深め、認知症サポーターとして行動できるようになりたい」

(40代・男性)
当日お渡ししたリングと認定証

次回開催を望む声も続々と

台風で参加できなかった方からの再開催希望や「認知症サポーターになったけれど、もう一度学びたいので次回も参加したい」という熱い声もいただいております。

そこで、継続して開催していきたいと考えております。日程が決まり次第、このブログおよびSNSでご案内します。

企業・団体向けの出張講座も受け付けています。「職場や地域の集まりでも開催してほしい」という方は、お気軽にお問い合わせください。人数・時間・内容はご相談の上、対応いたします。

ステップアップしたい方へ

認知症サポーターは、ステップアップ講座やフォローアップ講座を受講することが可能です。また、認知症キャラバン・メイトの講座を受講すると、認知症サポーター養成講座を開講することができます。

各都道府県での活動詳細は、認知症キャラバンのページで確認が可能です。

さいたま市では下記サイトから確認が可能です。

今後に向けて

1. 次回講座に参加したい方へ

日程が決まり次第ご案内します。事前にご連絡いただければ優先してお知らせします。

📩 お問い合わせはこちら

2. ブログをブックマークしてください

認知症に関する学びや活動の記録を引き続き発信していきます。

📖 Eico Academy ブログ

3. 職場・コミュニティで講座を開きたい方へ

企業・団体向けの出張講座を承っています。人数・時間・内容はご相談ください。

📩 お問い合わせはこちら

最後に

新たに 7名の認知症サポーターさんが誕生 しました。 みなさんの「認知症への知識の扉を開く第一歩」をお手伝いできて光栄です。 これからも活動を続けていきます。

みなさんの認知症への知識の扉を開く第一歩をお手伝いできて光栄です。これからも活動を続けていきます。

認知症サポーターさんの門出に祝福(一番左が筆者)
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