まごころサポート・コンシェルジュとして、シニアのみなさんの生活支援に伺うようになって3年が経ちました。今は月に一度のペースで活動を続けています。今回は、8月23日と29日、同じ方のお宅に続けて伺った2回のサポートについて振り返ります。
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8月23日|新しい掃除機とラックで、お部屋がすっきり
ご自宅の清掃と買い物同行のご依頼をいただきました。お買い物のご希望はマウス、掃除機、電灯、パソコンデスク横のラック、そしておむつでした。
シニアさんは小児麻痺をお持ちで、車いす生活です。このため、これらのすべての買い物が一箇所で済む近くの大型ショッピングモールへ向かいました。
シニアさんが身支度しているうちに、わたしはスマホで車いすで動きやすい動線を考えました。例えば、まず3階で電化製品を見て、その後、ラックを探しに行くこと。ショッピングモールのエレベーターの位置も確認します。
計画通り、順調に進み、お買い物は2時間も経たずに終了しました。掃除機の入った段ボールにラックと、両手に持ちきれないほどの荷物を抱えて一緒に帰宅しました。

ラックの設置と、パソコン周りの整理整頓、新しくなった掃除機の開梱・試運転までを終わらせました。
「新調したいとは思っていたけれど、まあこれでなんとか済むから」と、これまで動きの悪いマウスで乗り切ってこられたとのこと。実際に新しいものに触れると、使いやすさはやっぱり違います。ラックのおかげでパソコン周りもすっきりして、とても喜んでいただけました。
8月29日|掃除機の回収と、暮らしのこまごまとしたお手伝い
今回は掃除機の回収依頼・生鮮品のお買い物同行・ATMのサポートでした。
回収してもらう古い掃除機を持ち、前回と同じ、大型ショッピングモールに向かいました。
買い物をするときはシニアさん自身が貸出スマホ端末を使ってバーコードをスキャンします。そばでじっと様子を見守り、どうしても難しい時はサッと声をかけます。この日難しかったのは豆腐のバーコードでした。パッケージが光沢感があるため光が当たってうまくスキャンできないとのことでしたので、わたしが代わりにスキャンしました。

私がスキャンしてしまえば買い物はもっと早い終わるかもしれない。でもご自身でできることを取り上げてしまうのは、この方が望まれる真のサポートではありません。
棚から商品を取るのも、手が届く範囲はご自身で選んで買い物かごに入れていただきます。そして、手が届かない、上段の商品は私が買い物かごに入れます。「いつも手が届かなくて諦めていた棚の上の商品が買えた!」ととても喜んでいただけて、こちらまでうれしくなりました。

買い物が終わった後は、なかなか1人では買うのをためらってしまうというドーナツ屋さんへ。シニアさんは車椅子なのでドーナツを選びながらカウンターを進む方式ではうまく買えないのです。アプリもありますが、アプリで選んで買うより現物を見て選べるならそれが一番です。

帰宅後は、電灯の交換、スマホストラップの付け替え、椅子キャップの取り付け、お部屋の掃除まで行い、約3時間でサポート終了しました。

スマホストラップも工夫しながらご希望どおりに取り付けることができ、新しい掃除機のおかげでお部屋の掃除もしやすくなりました。
次回は9月、通院とリハビリの同行サポートです。
続けることで見えてくるもの

毎回のサポートで、学びと気づきをいただいているのは、むしろ私の方かもしれません。
掃除機ひとつ、ラックひとつでも、暮らしやすさは大きく変わります。これからも、身の回りのちょっとしたお困りごとに、ひとつずつ寄り添っていきたいと思います。
